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中朝の「新大動脈」開通間近か 新鴨緑江大橋、北朝鮮側道路を造成

中国遼寧省丹東と北朝鮮新義州を結ぶ「新鴨緑江大橋」。写真奥の北朝鮮側で道路整備が進んでいる(西見由章撮影)
中国遼寧省丹東と北朝鮮新義州を結ぶ「新鴨緑江大橋」。写真奥の北朝鮮側で道路整備が進んでいる(西見由章撮影)
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 中国東北部の遼寧省丹東と北朝鮮の新義州を結ぶ「新鴨緑江大橋」の開通に向け、北朝鮮側の道路整備が動き出したもようだ。

 中朝国境を流れる鴨緑江に架かる新大橋は、2009年に中国の温家宝首相(当時)が訪朝した際、建設に合意し、橋の本体は14年秋に完成していた。だが北朝鮮側の道路整備が滞って“塩漬け”状態が続いていた。中国が負担支援をしぶっていたためとされる。

 全長約2キロ、総工費は約22億元(現在のレートで約344億円)。17年4月時点では北朝鮮側の橋のたもとで道路が完全に途切れ、田畑が広がっていた。だが、12月中旬に目視したところ、橋につながる道路の盛り土が数キロにわたって造成されていた。通関施設の建設は確認できなかった。中国側の地元の関係者の間で「来年にも開通するのでは」との観測が出ている。

 中朝貿易の約7割を支える丹東-新義州の大動脈は戦前に日本が建設した約15キロ上流の「中朝友誼橋」だが、老朽化が著しい。新大橋が開通すれば中朝貿易拡大の起爆剤になりそうだ。

 ただ、中国の支援で整備が進んだとすれば、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議に抵触する恐れもある。(丹東 西見由章)

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