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前法相、改めて容疑否認 韓国地裁、逮捕状審査

26日、ソウル東部地裁に出頭し、記者団の取材に応じる韓国のチョ・グク前法相(共同)
26日、ソウル東部地裁に出頭し、記者団の取材に応じる韓国のチョ・グク前法相(共同)

 【ソウル=名村隆寛】 韓国大統領府の民情首席室特別監察班が、2017年に柳在洙(ユ・ジェス)前釜山副市長の汚職についての監察を上層部の指示により打ち切った疑惑をめぐり、ソウル東部地裁は26日午前、検察が請求していた当時の民情首席秘書官だったチョ・グク前法相の逮捕状発布の審査を始めた。

 審査にはチョ氏も参席。裁判所に現れたチョ氏はメディアに対し、検察の令状請求内容には「同意できない」と述べ、容疑を否認。「詳細に話す」などと語った。

 柳前副市長は15~16年に業者から金品を受け取り便宜を図った収賄罪などで先月、逮捕。今月13日に起訴された。監査打ち切りの「下命」の疑惑に関し、検察は今月中旬、2回にわたってチョ氏から事情聴取しており、23日に職権乱用容疑で逮捕状を請求していた。

 検察の事情聴取に対しチョ氏は、監察打ち切りを認めつつも「把握できた不正は軽微なもので正常な手続きに従った」と法的責任を認めていなかったという。しかし、検察ではチョ氏が不正を把握しつつ不正に監察を打ち切ったとみて「裁量権を超えた職権乱用に該当する」と判断したもようだ。

 チョ氏は妻ら親族の不正疑惑が浮上していた9月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領により法相に強行任命されたが、10月に法相を辞任した。チョ氏の逮捕状が出され逮捕されれば、文政権への打撃は不可避で、来年4月の総選挙への影響も必至とみられる。

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