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トランプ政権の対北政策は「失敗認めよ」 ボルトン氏が痛烈批判

9月にトランプ米大統領に解任されたボルトン前大統領補佐官(AP)
9月にトランプ米大統領に解任されたボルトン前大統領補佐官(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】今年9月にトランプ米大統領に解任されたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、ツイッターでトランプ政権の北朝鮮政策に関し、「北朝鮮の核保有を容認しないと述べているが、現時点においては実際の政策というよりは言葉だけである面が強い」と批判した。

 また、「米軍及び同盟諸国への危険は差し迫っている。北朝鮮が米本土を脅かす技術を獲得する前に、実効的な政策が必要だ」と述べ、北朝鮮に非核化協議の再開を働きかけるにとどまっている現行路線を転換するべきだとの考えを示した。

 ボルトン氏は、22日に報じられた米ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューでも「米政権の発足から3年になろうというのに、北朝鮮に運搬可能な核兵器開発の断念という戦略的決断をさせることに関し、目立った進展はない」と指摘し、「時間が過ぎれば過ぎるほど北朝鮮に核兵器と弾道ミサイルの開発と実験、改良の時間を与えることになる」と訴えた。

 さらに、北朝鮮が米国にこれ以上の挑発行為を仕掛けてくるようであれば、米政権は「北朝鮮政策の失敗を公的に認め、同盟諸国と一緒に北朝鮮の核保有を容認しない姿勢を態度で示すべきだ」と強調した。

 トランプ氏が北朝鮮の短距離ミサイル発射を問題視しないと公言してきたことについては「地域の米軍部隊や、米国の条約同盟国である日本や韓国に対する潜在的危険を問題視しないと述べているに等しい」と非難した。

 対北朝鮮強硬派として知られるボルトン氏は解任されて以降、北朝鮮の体制転換をも視野に入れた圧力路線への回帰を唱えてきたが、これほど強い調子で政権の北朝鮮政策を批判したのは初めて。

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