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対北協力を盾に韓国を取り込む習氏 中国の「一帯一路」にすり寄る文氏

 韓国の文在寅大統領は、最重視する北朝鮮との対話が行き詰まる中、中国の習近平国家主席に救いの手を求めた。習氏は朝鮮半島問題での中韓の立場と利益の一致を主張した上で、協力を約束。文氏は中国の国家構想に手放しで同調するなど、あからさまにすり寄る姿勢で応じた。

 習氏は23日の会談で文氏に秋波を送った。

 「世界でこの100年間なかった大きな変化に対し、中韓は戦略的協力パートナー関係を深化・発展させて両国の共通利益を守り、広げるべきだ」

 中国が保護主義的とみる米国を念頭に「自由貿易体制での共感」も強調。米国サイドではなく、中国のパートナーとして一層関係を深め、ともに進むべきだと促した形だ。

 北朝鮮問題では「朝鮮半島の対話プロセスが動き出すよう後押しする」と確約した。文氏は「今年は韓中関係と朝鮮半島情勢に多くの成果と変化があった」と述べたが、北朝鮮は経済協力事業の再開に踏み出さない文政権との対話を拒否し、現実には半島情勢で成果と呼べるものはない。

 習氏の確約は文氏が渇望した一言だった。2017年12月の前回訪中では中国側の冷遇ぶりが韓国内で非難されたが、今回、習氏は限られた時間内で昼食会もともにし、最低限の礼節を尽くす姿勢を見せた。

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