PR

ニュース 国際

香港で「80万人」デモ 区議会選の「民意」無視に反発

香港で8日、大規模な反政府デモが行われた(AP)
香港で8日、大規模な反政府デモが行われた(AP)

 【香港=藤本欣也】香港で8日、大規模な反政府デモが行われ、主催した民主派団体はデモ参加者が約80万人に上ったと発表した。民主派勢力が圧勝した11月24日の区議会(地方議会)選後も、政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は一切の譲歩を拒否している。デモ参加者らは「民意を無視した」と激しく政府を非難し、普通選挙の実現など「5大要求」全ての受け入れを迫った。

 反政府デモが本格化して9日で半年。政府やその背後にひかえる中国共産党に対する市民の抗議活動は勢いを持続しており、香港の混乱が収拾するめどは全く立っていない。

 主催したのは民主派組織の連合体である「民間人権陣線(民陣)」。6月9日の「103万人」(民陣発表)、同16日の「約200万人」(同)のデモ行進を主催したことで知られる。

 香港では、デモ・集会を行う際には事前に警察の許可が必要だが、当局は今回、4カ月半ぶりに民陣が主催するデモを許可した。ただ、警察は「デモ行進の間に緊急・暴力事件が起きたときはデモを中止させ、催涙弾を撃つ」方針を示した。

 デモ隊は午後3時(日本時間同4時)すぎ、香港島のビクトリア公園を出発、政府本部庁舎にも近いビジネス街の中環(セントラル)を目指した。デモ行進に参加した男性会社員(26)は「香港政府は区議会選の民意を無視している。『香港共産党』になってしまった」と述べ、行政長官選での普通選挙の実現を求めた。

 7歳と5歳の子供を連れてデモに参加した女性(40)は「自由を守らないといけない。今日は合法的なデモなので、マスクをしないできました」と話していた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ