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台湾、民主化集会弾圧40年でデモ 蔡総統も飛び入り参加

7日、台湾南部・高雄市内で、「美麗島事件」40年のデモ行進に参加した蔡英文総統(中央)=田中靖人撮影
7日、台湾南部・高雄市内で、「美麗島事件」40年のデモ行進に参加した蔡英文総統(中央)=田中靖人撮影

 【高雄=田中靖人】台湾で戒厳令下の1979年、民主派の集会が弾圧された「美麗島事件」から10日で40年になるのを前に7日、発生地の南部・高雄市でデモ行進が行われ、蔡英文総統も参加した。

 デモは「台湾独立」派の複数の団体が企画し、事件の被害者や与党、民主進歩党の立法委員(国会議員に相当)ら100人以上が、事件にちなんで名付けられた地下鉄「美麗島駅」周辺を行進した。蔡氏も飛び入りで加わり、「行動してこそ主権は守られる」などと掛け声をかけた。

 同事件は、民主化運動家らが創刊した雑誌「美麗島」が、毎年12月10日の「世界人権デー」にあわせて呼びかけ約2万人が参加したとされる集会を、警察や治安部隊が催涙弾を用いて「予防制圧」し、運動の指導者らを大量拘束。反発した関係者が86年の民進党結成に向かう流れを生んだ。

 事件で投獄された被害者や弁護団の多くが、後に民進党の主席(党首)に就くなど同党の中枢を占めた。現在の総統府の陳菊秘書長(官房長官)は軍事法廷で反乱罪の有罪判決を受けた8人の一人で、蘇貞昌行政院長(首相)や陳水扁元総統は弁護団の一員。

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