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革新・文在寅政権の“支え”は保守勢力? 朴前大統領めぐり分裂、対立修復できず

 来年4月の総選挙を控え、最大野党、自由韓国党の黄教安(ファンキョアン)代表は弾劾をめぐる対立を越えた「大統合」を呼びかける。これに対し、毎週土曜、大統領府に近い光化門(クァンファムン)広場で開かれる抗議集会の参加者らは(3)の立場から反発。「親朴」の強硬派、趙源震)チョウォンジン)議員が(1)との協調を訴える黄代表らに矛を向け「一度裏切ったやつらが、次は裏切らないと思うか」と聴衆に訴えると、大きな拍手が湧いた。

 さらに、新たな懸念としてくすぶるのが朴氏の「特赦」議論だ。雑誌「週刊朝鮮」が10月発表した世論調査で、釈放されれば総選挙に影響を及ぼすとの回答は54%に上った。同誌は「弾劾をめぐる応酬の『泥沼』に陥る」と予測する。

 内紛が続く中、前大統領のスキャンダルで失墜したイメージを払拭する改革は進まず、チョグク前法相をめぐる一連の混乱でも、自由韓国党は中道層の受け皿にならなかった。文政権は5日に発表された最新の世論調査で「支持」が「不支持」を約4カ月ぶりに上回るなど、野党の助けを得る形で勢いを取り戻しつつある。

 日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄の反対など基本政策は一致しつつも、政権追及で足並みが揃わない“分裂保守”。大手紙の編集幹部は「保守統合の実現は遠く、日米との関係を重視する政権の誕生には相当の時間を要するだろう」と話した。(釜山 時吉達也)

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