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【緯度経度】香港デモに仕組まれた罠 藤本欣也

 理工大の構内にいた若者も証言する。「警官隊と激しい衝突があった17日夜以降、警察に完全に封鎖され、気付いたら外に出られなくなっていた」「立てこもったのではなく、脱出できなかったんだ。まんまと警察の罠(わな)にはめられた…」

 警察側が、理工大に集結した勇武派の若者らを一網打尽にしようとしたのは間違いなさそうだ。結局、理工大とその周辺で1377人を拘束している。

 今後、抗議活動は失速していくのだろうか。

 24日の区議会選は民主派が圧勝したが、政府はその後、いかなる譲歩も拒否した。だが、譲歩すべきときだった。これまでそのタイミングを間違え、デモを激化させてきた経緯がある。

 そして今月1日、勇武派の代わりに和理非派が主導して、大規模デモが起きた。民意を無視された市民の怒りが根底にあった。

 反政府デモは、民主派の区議会選圧勝だけでなく、政府の判断ミスによっても息を吹き返したのである。

(編集局副編集長)

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