PR

ニュース 国際

中国、11月の景況感改善 7カ月ぶり節目上回る

 【北京=三塚聖平】中国国家統計局は30日、11月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が50・2だったと発表した。前月と比べて0・9ポイント改善し、好不況を判断する節目の50を4月以来7カ月ぶりに上回った。食品や医薬、自動車、船舶・鉄道などの業種で改善がみられたほか、クリスマス商戦を前に海外の受注が回復したことが影響した。

 生産動向を示す指数は52・6と、前月と比べて1・8ポイント上昇しており、統計局は発表資料で「製造業企業の生産拡大が加速していることを示している」と分析している。来月以降も回復の勢いを維持できるかが注目される。

 PMIは「50」を上回れば生産や受注の拡大を、下回れば縮小を意味している。

 トランプ米政権は8月、クリスマス商戦に影響を与えないようにするため、9月1日から発動を予定していた中国への「第4弾」制裁関税の一部品目の発動を12月15日に先送りしている。中国政府は、景気下支えのための経済対策を相次いで打ち出しているが、今後予定通りに追加関税が発動されれば製造業の景況感が再び落ち込む恐れがある。

 貿易協議をめぐっては、米中両首脳による「第1段階」の合意文書署名を目指しているものの、米農産品の購入拡大や制裁関税の扱いで隔たりが大きい。米政権が新たな制裁関税を発動する予定の12月15日までに署名できるかどうかが焦点となっている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ