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北がミサイル発射警告、安倍首相名指し非難

北朝鮮の国防科学院で行われた「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮の国防科学院で行われた「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は30日、外務省日本担当副局長の談話で、28日に試射した「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を弾道ミサイルと断言した安倍晋三首相を名指しで非難し、「安倍は本物の弾道ミサイルが何なのか遠からず、極めて間近で見ることもあり得る」と警告した。朝鮮中央通信が報じた。

 談話は、安倍首相を放射砲とミサイルを区別できない「唯一無二の愚か者」と批判し、首相が無条件の日朝首脳会談を呼び掛けていることを念頭に「最初から永遠に向き合わないのが上策との考えが日々固まっていく」と突き放した。

 トランプ米大統領が北朝鮮の相次ぐミサイル発射を問題視しない姿勢を続ける中、自国の新兵器実験を正当化した形だ。日本を標的にした中距離弾道ミサイルなどの発射を示唆し、日本に加え、非核化協議で譲歩しないトランプ政権を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。

 日米は、超大型放射砲を軌道などから弾道ミサイルと分析。韓国の情報機関、国家情報院も29日に国会で「弾道ミサイル技術を組み合わせたもの」との見解を示した。国連安全保障理事会決議は北朝鮮による弾道ミサイル技術を使ったあらゆる発射を禁じている。

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