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ウェールズの城と姫路城が姉妹城締結、ラグビーW杯での日本との交流が後押し

 姉妹城提携は姫路城ではフランスのシャンティ城との間で例があるが、コンウィ城は初めて。提携の動きは、ウェールズ政府日本代表などが日本の伝統ある姫路城に着目し、文化、芸術、教育、観光の各分野で日本との関係強化を提案したことから始まった。

 W杯に合わせて来日したウェールズ政府のブランド最高責任者、クレア・チャペルさんは「日本とウェールズの間には共通するものがいくつかある。その一つが城。姉妹都市ではなく姉妹城として提携を深めていきたい」と話していた。

 今後は、2つの城の歴史や周辺地域への理解を深める教育プロジェクトが計画されているほか、文化やスポーツで技術や専門知識の交換を通じて交流を進めていくことを目指している。

 姉妹城提携の調印式は10月29日、姫路城の西の丸広場で、コンウィ市のゴロヌイ・エドワード市長と姫路市の清元秀泰市長の間で行われた。式典では、国歌のほか、W杯で日本でもおなじみになったウェールズのラグビー応援歌「カロラン・ラン」も披露された。

 今回の調印に、ウェールズ政府のダフィッド・エリス・トーマス文化・ツーリズム・スポーツ副大臣は「W杯でのウェールズの歓迎ムードを受けて、ビジネスや観光、文化交流の振興促進を期待している」。姫路市の和田達也・観光交流局長は「文化の違いや距離の隔たりを超え、互いに身近に感じながら交流を深めていけることに大いに期待している」と述べた。

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