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【中国ウオッチ】すさまじい過積載で高架崩落 経済苦境で違法行為が横行

 現地の物流関係者は「このあたりの業者はみな過積載をやっている。そうでないと稼げない」と中国誌・財新週刊に証言。別の運送業者によると、業者らは道路管理部門の役人や交通警察の幹部に「仲介人」を通して賄賂を渡し、過積載の取り締まり情報を事前に入手して摘発を免れているという。

 共産党機関紙、人民日報系のサイトも、中国の運輸業界では積載制限の2、3倍の過積載が「暗黙のルール」になっていると認めた。

 ただ、こうした過積載は、車両のブレーキが効かなくなるなど事故を誘発する原因となる。事故を引き起こしたトレーラーの運転手の知人は「大型貨物の運転手はみな過積載の危険性を知っている」としつつ「どれだけ積むかは上司が決める。家族を養うため稼がなくてはいけないんだ」と中国紙・新京報に語っている。

 過積載は、今回の事故のような崩落事故の原因にもなる。中国青年報によると、中国では2007~15年の9年間で、走行車両の過積載によって28カ所の高架橋が崩落した。過積載車両の通行は橋を損傷し、使用年限を大幅に縮める。今回崩落した高架橋は供用開始から15年に満たない。ただ現場付近は鋼材関連の工場が多く、過積載のトラックが多数走行していたことから、市民の間では「事故が起きるのは時間の問題だ」との声も出ていたという。

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