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日本人拘束「法犯せば裁きは当然」 中国有識者、日中フォーラムで

「東京-北京フォーラム」の共同記者会見=27日、北京(共同)
「東京-北京フォーラム」の共同記者会見=27日、北京(共同)

 【北京=西見由章】日中の有識者が両国関係などについて議論する「東京-北京フォーラム」は27日、両国民間の「幅広い相互理解と交流が不可欠」だとする共同声明を北京で発表し、2日間の日程を終えた。北海道大の40代の男性教授が9月に北京で拘束されるなど中国当局による日本人拘束が相次いでいる問題について、中国側有識者は「法に触れたならば裁きを受けるのは基本的道理だ」と述べ、中国側の対応に問題はないとの認識を示した。

 中国当局はスパイ行為への関与などを理由に2015年以降、事実関係を明らかにしないまま少なくとも邦人14人を拘束し、うち8人に実刑を言い渡している。

 自民党外交部会長の中山泰秀衆院議員が26日の分科会で、この問題について「不安を感じている日本人は多い」と指摘。これに対し中国社会科学院の楊伯江・日本研究所所長は「中日関係がどんなに改善しても相手国の司法制度を尊重することが前提だ」と述べ、日本側は“干渉”すべきでないとの立場を示した。

 楊氏は27日の閉幕式後の記者会見でも、「すべての事実が報道される前に多くを論じるべきではない」としつつ「日中関係が改善しても、私の知人(中国人)が日本で法律を犯して裁きを受けないことは望めない。これが法治だ」として邦人拘束を正当化した。

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