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米国防長官、アフガン訪問 タリバンとの和平協議再開策を探る

 20日、アフガニスタンの首都カブールに到着、米軍関係者と握手するエスパー米国防長官(中央)(AP)
 20日、アフガニスタンの首都カブールに到着、米軍関係者と握手するエスパー米国防長官(中央)(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】エスパー米国防長官は20日、アフガニスタンを予告なしに訪問した。同国のガニ大統領、ミラー駐留米軍司令官らと会談し、9月に中断されたイスラム原理主義勢力タリバンとの和平協議の再開策や駐留米軍の撤収問題に関し話し合う。

 エスパー氏は同行記者団に「米国が目指すのは、いずれかの時点での和平協定の実現であり、それが最善の方策だ」と指摘した。

 また、アフガン国内に展開する約1万4500人規模の駐留米軍について、「あくまで情勢次第だが、対テロ作戦に影響を与えない形で8600人規模まで削減できると確信している」と強調した。残留兵力には対テロ特殊部隊が含まれるとしている。

 アフガン国内で攻勢を強めているイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の分派組織「イスラム国ホラサン」(ISIS-K)については「(米軍など)外国部隊に加えタリバンをも攻撃しており、事態を複雑化させている」と懸念を表明した。

 エスパー氏のアフガン訪問は、7月に国防長官に就任後初めて。

 トランプ米政権とタリバンとの和平協議は9月、タリバンの自爆テロで米兵ら12人が殺害されたことを理由に米政権が中断を表明。ただ、米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表は10月初旬、イスラマバードでタリバン幹部と接触したとされ、水面下で協議再開の糸口を探る動きが進んでいるとみられる。

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