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米下院、シリア北部からの米軍撤収反対の決議案可決 

トランプ大統領と会談後、記者団の質問に答えるペロシ下院議長記者団(左)と上院のシューマー院内総務=16日、ワシントン(ロイター)
トランプ大統領と会談後、記者団の質問に答えるペロシ下院議長記者団(左)と上院のシューマー院内総務=16日、ワシントン(ロイター)
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 【ワシントン=住井亨介】米下院(定数435)は16日、トランプ大統領によるシリア北部からの米軍撤収決定に反対する超党派の決議案を354対60の賛成多数で可決した。撤収決定に対しては共和、民主両党を通じて懸念が強く、上院での採決でも共和党議員が賛成に回れば可決される可能性も出てくる。

 決議案は、シリア北部を実効支配する少数民族のクルド人勢力がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦で米軍と協力して戦ったと指摘。突然の米軍撤収はシリアやイラン、ロシアといった米国の敵を利するものだとして、トルコに攻撃の即時中止を求めるとともに米国によるクルド人勢力への支援継続を訴えている。

 一方、トランプ氏は下院での採決後、ホワイトハウスで共和、民主両党の上下両院指導部とシリア情勢をめぐる会合に臨んだが、途中で協議を打ち切った。

 決議案採決で共和党からも多数の賛成があったことに反発したためとみられ、野党・民主党のペロシ下院議長と上院トップのシューマー院内総務は記者団に対して、トランプ氏がペロシ氏を「三流政治家」と侮辱したと明かし、「正気を失っていた」と非難した。

 また、トランプ氏は16日、トルコによる軍事攻撃の中止を要請するためペンス副大統領が17日に予定するエルドアン大統領との会談について、決裂すれば「制裁がトルコ経済を徹底的に破壊する」と述べてトルコを牽制(けんせい)した。イタリアのマッタレッラ大統領との会談後の共同記者会見で語った。

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