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ロシアが戦略演習開始 弾道ミサイル発射、米国牽制か

ロシアは弾道ミサイルを発射。プーチン大統領の思惑は米国けん制か=11日、トルクメニスタン(ロイター)
ロシアは弾道ミサイルを発射。プーチン大統領の思惑は米国けん制か=11日、トルクメニスタン(ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシア国防省は15日、定例の戦略兵器運用演習「グロム2019」を露各地で開始した。露メディアが伝えた。17日までの演習期間中には、大陸間弾道ミサイル「ヤルス」や潜水艦発射型弾道ミサイル「シネバ」など計16基のミサイル発射も予定されている。

 露経済紙RBKによると、2017年の同演習で発射された弾道ミサイルは4基のみだった。米露間の中距離核戦力(INF)全廃条約が失効し、21年2月に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の延長協議も難航が予想される中、ロシアには核戦力を誇示し、米国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

 イタル・タス通信によると、露国防省は14日、各国の駐在武官を対象に演習の事前説明会を実施。ヤルスとシネバの発射は極東カムチャツカ半島の演習場で、別の弾道ミサイル「RSM50」の発射は露北西部アルハンゲリスク州の演習場で実施すると予告した。演習は特定の国を想定しておらず、純粋な国防目的のものだとも説明した。

 潜水艦発射型の弾道ミサイルはINF全廃条約の規制対象外。新STARTも大陸間弾道ミサイルの保有自体は禁止していない。

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