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英メディア絶賛 台風被害乗り越えたラグビー日本代表の勝利

記念撮影におさまる日本代表フィフティーンら=日産スタジアム(山田俊介撮影)
記念撮影におさまる日本代表フィフティーンら=日産スタジアム(山田俊介撮影)

 【ロンドン=板東和正】台風による被害に直面した日本は、挑戦する気持ちとプレーの技術を世界に見せつけた-。英紙ガーディアン(電子版)は、台風19号が各地で深い爪痕を残した直後に、ラグビーのワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント進出を決めた日本の快挙をたたえた。

 同紙は、1次リーグA組最終戦の日本-スコットランド戦について、台風19号がたった数時間前に通り過ぎ、救助作業が終わっていない段階で行われた「通常とは異なる試合だった」と指摘。日本代表の選手が試合前に台風19号の犠牲者に対して行った黙祷は「どれだけの人数のためだったか誰も確信が持てなかった」とし、試合開始から時間にたつにつれて犠牲者の数が増えた様子を振り返った。会場の何万もの人が参加した君が代の斉唱は「街中に響き渡るように聞こえる感動的で荘厳なものだった」とした。

 記事は、多くの行方不明者がいる中で、試合が開催された背景にも迫った。大会関係者の話として、「世界に向けて自分たちができることを証明したかった」のが主な開催理由だったと説明。台風が通り過ぎたらすぐに試合会場の被害を検証できるよう、職員らが12日の土曜に会場に寝泊まりしていたことにも触れた。

 「おもてなし」という日本語には、「客人を喜ばせるために最善を尽くすより、さらに上のことをする」との意味が込められているとした上で、今回の試合開催に向けて尽力した日本の「おもてなし」は、「予想をはるかに上回っていた」と最上級の賛辞を贈った。

 スコットランドが戦った相手は「己の真価を証明しようと決意を固めたチームだった」とたたえ、「13日の試合で、日本のラグビーファンたちは今なら何だってできると信じているようにみえる」とした。

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