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文大統領、チョ法相辞意表明で国民に陳謝 「国民に軋轢引き起こした」

14日、ソウル近郊の政府合同庁舎で、検察改革案を発表する韓国のチョ・グク法相(AP)
14日、ソウル近郊の政府合同庁舎で、検察改革案を発表する韓国のチョ・グク法相(AP)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、最側近のチョ・グク法相が辞意を表明したことに関し、大統領府の会議で「結果的に国民の間に多くの軋轢(あつれき)を引き起こした点についてたいへん申し訳なく思う」と述べた。

 文氏がチョ氏の法相任命を強行したことで、任命撤回を求める保守層によるデモと、チョ氏守護を訴える文政権支持層のデモが、週末や祝日ごとに数万から数十万人規模で行われ、国論の分裂が深刻化していた。文氏が事実上初めてその責任を認めた形だ。

 「われわれの社会は大きな痛みを経験した」とも指摘し、「大統領として国民に非常に申し訳ない気持ちだ」と語った。

 一方で、チョ氏について「検察改革に向けた熱い意志と、そのためにあらゆる困難を黙々と耐える姿は、多くの国民に改めて検察改革の切実さに対する共感を呼び起こした」と全面的に擁護。検察改革と公正の価値は、文政権にとって最重要課題だとし、その実現に向けて「最後まで邁進(まいしん)する」と宣言した。

 また、チョ氏と家族をめぐる疑惑を連日、大きく報じ続けてきたメディアに対し、「信頼されるメディアのために自己改革の努力をしてほしい」と注文し、暗に不満を示した。

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