PR

ニュース 国際

英・EUが詳細協議実施へ 離脱交渉「合意」への正念場

英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英国のバークレイ離脱担当相(右)とEUのバルニエ首席交渉官(左)が会談した=11日、ブリュッセル(AP)
英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英国のバークレイ離脱担当相(右)とEUのバルニエ首席交渉官(左)が会談した=11日、ブリュッセル(AP)

 【ロンドン=板東和正】英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英国のバークレイ離脱担当相が11日、EUのバルニエ首席交渉官と会談した。両者は会談で、今後数日間にわたり、離脱条件の合意に向けたより詳細な協議を行うことで一致した。10月末の離脱期限が迫る中、交渉は「合意なき離脱」を回避できるかの正念場を迎えている。

 バルニエ氏は会談後、英国を除く27のEU加盟国から、集中的な協議を英国と行う承認を得た。英EUはこの週末も協議を進める見通しだ。

 離脱問題をめぐっては、アイルランドのバラッカー首相が10日、ジョンソン英首相との会談後、英国は10月末までにEUと離脱条件で合意できるとの見解を示した。トゥスクEU大統領も11日、ツイッターで「(バラッカー氏から)有望な信号を受け取った」と発言するなど、土壇場で合意に至るとの楽観的な観測も出ている。

 だが、離脱条件の合意を阻んできた問題が解消されるかは、なお不透明だ。

 ジョンソン氏は2日、離脱条件に関する「最終提案」をEUに示した。EU側は、この提案内容では、離脱によって英領北アイルランドとアイルランドの厳格な国境管理が復活し、国境付近の情勢が不安定になる恐れがある-とみている。EU側では修正が必要だとの指摘が出ているが、ジョンソン氏はまだ修正案を公表していない。

 バルニエ氏は11日、バークレイ氏との会談について「建設的だった」とした上で、「離脱問題は登山のようだ。私たちには忍耐も必要になる」などと述べた。一方、ジョンソン氏も同日、「EUと離脱条件で合意できる道を見いだせると思うが、合意を成し遂げたという意味ではない」と話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ