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香港問題の余波が米バスケに NBAチーム幹部の「香港応援」ツイートに中国が反発

米ヒューストンのバスケットボールチーム「ロケッツ」の選手らと子供たち(AP)
米ヒューストンのバスケットボールチーム「ロケッツ」の選手らと子供たち(AP)
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 【北京=三塚聖平】収束の気配を見せない香港の抗議活動の余波が、米プロバスケットボールNBAにまで及んだ。米南部テキサス州ヒューストンに本拠を置く「ロケッツ」の幹部が香港のデモを応援する投稿をし、それに中国側が「間違った言論だ」と反発。現地の中国総領事館が不満を表明したほか、中国国営中央テレビは同チームの試合のテレビ中継を取りやめるなど影響が広がっている。

 中国メディアによると、ロケッツのゼネラルマネジャー(GM)のダリル・モーリー氏が「自由のために戦い、香港を支持しよう」という文字が描かれた画像をツイッターに投稿。中国のインターネット上で反発の声が一気に広がった。

 それを受けて、ヒューストンの中国総領事館は6日に発表した報道官の談話で「強い不満を表明する」とし、チーム側に適切な措置をとるよう申し入れたことを明らかにした。同日には中央テレビが「不当な言論で、強く反対する」として、同チームの試合中継の一時中止といった措置を即日実施することを決めた。

 モーリー氏は問題のツイートを削除し、「中国のロケッツファンらの怒りを引き起こすつもりはなかった」と投稿したが中国側の怒りは収まらずにいる。

 ロケッツは、長身から「万里の長城」と呼ばれて一時代を築いた姚明(ようめい)氏が所属していたため中国でもファンが多いという。現在、姚明氏が会長を務める中国バスケットボール協会も、ロケッツとの協力を一時中止すると表明している。

 中国側は思うように沈静化しない香港のデモに神経をとがらせ、海外で支援の声が広がることを警戒しているようだ。中央テレビではデモの様子は伝えずに、1日に迎えた中国建国70年を祝う香港市民らの声を連日のように伝えている。

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