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プーチン露大統領「ミサイル警告システム構築で中国支援」 蜜月ぶりアピール

ロシアのプーチン大統領=3日、ロシア・ソチ(AP)
ロシアのプーチン大統領=3日、ロシア・ソチ(AP)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は3日、「ロシアは、中国によるミサイル攻撃警告システムの構築を支援している」と明かした。露南部ソチで開かれている国際会議の全体会合での発言。米国が中国牽制(けんせい)を主眼に日本などと進めるインド太平洋戦略についても「中国の封じ込めは不可能だ」との認識を示すなど、中国との関係強化を改めて強調した。

 ミサイル攻撃警告システムは、発射された弾道ミサイルを地上のレーダー基地や偵察衛星で捕捉し、素早い迎撃や反撃を可能にする技術。プーチン氏は「重大な機密だが、隠してもいずれ明らかになる」と前置きした上で、ロシアは中国による同システムの構築を支援していると述べた。「中国の国防能力を劇的に向上させる非常に画期的なシステムだ。これを保持しているのはロシアと米国だけだ」とも説明した。

 プーチン氏はまた、トランプ米政権が提唱するインド太平洋戦略について「中国を封じ込めようとする試みは不可能だ。それを試みる者は自身に損害を被るだろう」と指摘。「新たな軍事ブロックは創設されるべきではない」との考えも示した。日米豪印が進める軍事協力枠組みの構築を念頭に置いた発言とみられる。

 プーチン氏は露主導の経済圏構想「ユーラシア経済連合」と中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」の統合を進める考えも表明。露中の協調は宇宙を含む幅広い分野に及んでいると述べ、蜜月ぶりをアピールした。

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