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北朝鮮、新型SLBM「北極星3」試射に成功と報道 「外部勢力の威嚇を抑止」

3日付の北朝鮮の労働新聞が掲載した新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」型の発射実験の連続写真(コリアメディア提供・共同)
3日付の北朝鮮の労働新聞が掲載した新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」型の発射実験の連続写真(コリアメディア提供・共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、国防科学院が2日に東部の元山(ウォンサン)湾水域で、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」の試射に「成功」したと報じた。「外部勢力の威嚇を抑止し、国の自衛的軍事力を強化する上で新たな局面を開く重大な成果だ」と強調した。北朝鮮によるSLBMの試射は2016年8月以来で、北極星3の試射が報じられたのは初めて。

 試射は、通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」に当たる「高角発射方式」で行われたとした。ミサイルは約450キロ飛び、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられているが、「周辺国家の安全に一切、否定的影響を与えなかった」とも主張した。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「祝賀を送った」とだけ報じられており、新兵器実験の大半に立ち会ってきた金氏が現場視察を見合わせた可能性がある。自衛目的の兵器で安全な実験だったと強調したことと合わせ、米国への刺激を抑えたとも読み取れる。ただ、米国への脅威は増すことになり、北朝鮮が5日に開くと発表した米朝実務協議にどう影響するかが注目される。

 3日付の党機関紙、労働新聞は、水中から打ち上がるミサイルなどの写真を掲載。水中に設置した発射台を使ったもようだ。労働新聞は17年8月に金氏の国防科学院視察を報じた際、「北極星3」と記した図面の写真を掲載し、北極星3の開発が注目されてきた。

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