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香港拘束は過去最多269人 高校生銃撃に抗議の集会

2日、香港の金融街で行われたデモ行進で、生徒を銃撃した警察を批判するプラカードを掲げる参加者(田中靖人撮影)
2日、香港の金融街で行われたデモ行進で、生徒を銃撃した警察を批判するプラカードを掲げる参加者(田中靖人撮影)

 【香港=田中靖人】香港警察は2日の記者会見で、1日の衝突で269人を拘束したと明らかにした。警察の銃撃で重体だった高校2年の男子生徒は手術の結果、一命を取り留めた。香港の金融街では2日昼、実弾発砲に抗議する集会が開かれ、短時間に会社員ら1千人超が集まった。

 警察トップの盧偉聡(ろ・いそう)警務処長は1日深夜、拘束者を180人以上としていた。一日での拘束者は9月29日の146人を超え、「逃亡犯条例」改正に端を発した抗議活動が始まって以来最多。警察は、実弾発射数は3カ所で計6発で、拳銃の使用は合法だったと強調した。警察官も30人が負傷し5人が入院中という。医療当局によると、負傷者は117人でうち5人が重傷。

 拳銃で撃たれた男子生徒は1日夜、転院先の病院で手術を受けた。銃弾は心臓を外れており、容態は安定しているという。男子生徒の高校では2日朝、100人以上の生徒が座り込みなどで抗議の意志を示した。複数の高校で同調して授業ボイコットが行われた。

 香港の金融街・中環(セントラル)では2日昼の集会がデモ行進に発展し、参加者は「警察を許さない」などとかけ声を上げた。証券会社社員の朱振軒さん(37)は「棒しか持たない生徒をなぜ銃撃する必要があるのか。警察は歯止めが効かなくなっている」と不信感をあらわにした。立法会(議会)の民主派議員らは2日、「実弾射撃が常態化すれば、死者が出るのは時間の問題だ」と述べた。

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