PR

ニュース 国際

【ソウルからヨボセヨ】毎度毎度の日本語狩り

「戦犯企業」の製品を購入しないよう努力義務を課す条例案を可決した韓国の釜山市議会=6日(共同)
「戦犯企業」の製品を購入しないよう努力義務を課す条例案を可決した韓国の釜山市議会=6日(共同)

 昔から韓国で反日運動が高まると決まって登場するのが、日常生活で広く使われている日本語を排斥しようという言葉狩り。それをメディアが愛国運動として識者の論評などで好んで伝える。

 今回もそうで、たとえば大統領、憲法、民主主義、選挙から学校、教育、人権、科学、哲学、国語、体育、公害、年金…など、日本からもたらされた多くの漢字語は今さらどうにもならないから「せめてワサビ・オデン・ウドンから使うのはやめよう」という識者がいた。ワサビを「コチュネンイ」と言い換える運動は消費者の拒否で挫折して久しいのに、反日・愛国論に便乗しまだそんなことをいっている。韓国人が大好きなトンカツ、シャブシャブ、オムライス…などどうすればいいのかしら。

 思い出したように顔を出すそんな“反日言葉狩り”は日本人記者には限りない面白ネタだが、いつもどこか切ない。そこまで日本を意識しなければならない日本の影響に対する驚きとともに、メディアや識者による日常無視の余計な“愛国扇動”がそうだ。日本への観光旅行からボールペンやコンビニ食品にまで及ぶ日本不買扇動など、普通の人びとの生活感覚では迷惑この上ない。しかし何かと“同調圧力”の強い社会だから人びとは切なく(?)も抵抗できない。(黒田勝弘)

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ