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トランプ氏、「ウクライナ疑惑」を全面否定 ウクライナ大統領との電話会談記録を公表

米ニューヨークで会談したトランプ大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=9月25日(ロイター)
米ニューヨークで会談したトランプ大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=9月25日(ロイター)

 【ニューヨーク=黒瀬悦成、ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は25日、ニューヨーク市内で記者会見した。トランプ氏は、大統領選の民主党有力候補であるバイデン前副大統領に関するスキャンダルの調査をウクライナのゼレンスキー大統領に依頼したとされる問題に関し、「全て真っ赤な作り話だ」と述べて全面的に否定した。

 いわゆる「ウクライナ疑惑」をめぐっては、バイデン氏の息子、ハンター・バイデン氏が役員を務めていたウクライナの天然ガス会社への捜査をについて、バイデン氏が捜査を担当する検事総長の解任を要請したとして、トランプ氏がゼレンスキー氏に調査するよう圧力をかけた疑いが持たれている。

 ホワイトハウスは25日、トランプ氏の記者会見に先立って両首脳による問題のやり取りがあったとされる7月の電話会談の記録を公表。記録にはトランプ氏がゼレンスキー氏に「バイデン氏の息子に関し多くの人が知りたがっている。調べてもらえればと考える」と述べたと記載されていた。

 これに関しゼレンスキー氏は25日、ニューヨークでのトランプ氏との会談の冒頭、「良好な電話会談だった。誰も私に強要したことはない」と述べ、トランプ氏からの圧力はなかったと指摘した。

 米メディアの報道では、トランプ氏がウクライナへの軍事支援と引き換えにバイデン氏周辺への調査を依頼したとの見方も出ているが、電話記録には軍事支援への言及はなかった。

 トランプ氏の弾劾訴追に向けた調査の開始を表明した民主党のペロシ下院議長は25日、会話記録などから「弾劾調査の必要性が確認された」とする声明を発表。これに対しトランプ氏は記者会見で「ふざけた話だ。この程度(の材料)で弾劾するのか」と反論した。

 一方、下院本会議は25日、一連の疑惑の発端となった米情報機関当局者による内部告発文書の公表を求める決議を全会一致で採択した。上院も同様の決議を採択済みで、文書は26日にも公表される見通しとなった。

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