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国連気候行動サミット開幕 環境少女トゥンベリさん「失敗すれば決して許さない」と首脳らに訴え

国連本部で開かれた「気候行動サミット」で訴えるグレタ・トゥンベリさん=23日、米ニューヨーク(国連のホームページから)
国連本部で開かれた「気候行動サミット」で訴えるグレタ・トゥンベリさん=23日、米ニューヨーク(国連のホームページから)

 【ニューヨーク=上塚真由】世界各地で熱波や豪雨など自然災害や異常気象が発生する中、各国の首脳らが集う「気候行動サミット」が23日、米ニューヨークの国連本部で開かれた。国連のグテレス事務総長が主宰し、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が来年から始まるのを前に、温室効果ガスの大幅削減など具体的行動の強化を図るのが狙いだ。

 サミットには英仏独など欧州各国やインド、中国などの首脳や閣僚60人以上が演説し、具体的な施策を表明するほか、経済界や環境保護団体も議論に加わる。

 グテレス氏は開幕に際し「気候危機を起こした原因は私たちにあるが、解決策を打ち出すのも私たちであるべきだ」と演説。若者による世界規模の抗議活動の火付け役となったスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)は「温暖化対策に失敗すれば、あなたたちを決して許さない」と首脳らに訴え、緊急の行動を求めた。

 ただ、欧州諸国が温暖化対策に前向きな姿勢を示す中、パリ協定からの離脱を表明したトランプ米大統領は会場に立ち寄っただけ。日本からは安倍晋三首相は参加せず、小泉進次郎環境相が開会式に出席したが、演説の予定はない。

 パリ協定は産業革命前に比べ地球の平均気温の上昇を2度未満、できれば1・5度に抑えることを長期目標に掲げるが、このままでは今世紀末の気温が産業革命前と比べ3度上昇し、自然災害や環境面で深刻な被害が生じるとの専門家の予測もある。国連はパリ協定採択後も温室効果ガスの排出量が増えていることを憂慮し、迅速な対策強化が不可欠と訴えている。

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