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左右拮抗の接戦 イスラエル再選挙開票開始

イスラエル・テルアビブで、ネタニヤフ首相の右派「リクード」本部に集まった支持者たち=17日(ロイター)
イスラエル・テルアビブで、ネタニヤフ首相の右派「リクード」本部に集まった支持者たち=17日(ロイター)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル国会(一院制、定数120)の再選挙は17日、投票が締め切られ、開票作業が始まった。地元テレビ局チャンネル12の議席獲得予想によると、ネタニヤフ首相率いる右派の与党「リクード」と、野党側のガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」はともに32議席。政権樹立に向けた連立協議の枠組みでも、右派・宗教勢力と中道・左派勢力が拮抗(きっこう)する接戦となっている。

 18日午後(日本時間同日夜)には大勢判明の見通し。汚職疑惑を抱えるネタニヤフ氏が首相の座を維持するかが焦点だ。イスラエルは少数政党が多数存在し、首相になるには選挙後の協議で過半数(61議席)を超える連立政権を成立させる必要がある。4月の総選挙ではネタニヤフ氏が協議をまとめきれず、国会解散に踏み切った。

 ネタニヤフ氏抜きの大連立を視野に入れるガンツ氏は18日未明、支持者を前に「私たちはミッションを完遂した」と述べ、政権交代に自信をみせた。一方、ネタニヤフ氏も多くの国民の意思を反映した政権を作ると述べた。両者とも勝利宣言はせず、開票経過を見守る姿勢を示した。

 ネタニヤフ氏は投票直前、続投が決まればただちにヨルダン川西岸の占領地の一部を併合すると表明し、右派の支持拡大を図った。ガンツ氏は4月の総選挙に続いて汚職疑惑をやり玉に挙げて「反ネタニヤフ票」の獲得を進めた。

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