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選挙勝てば占領地の一部併合 イスラエル首相

 【テヘラン=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相は10日、17日に行われる国会(一院制、定数120)のやり直し選挙で首相続投が決まれば、占領地であるヨルダン川西岸の一部を併合すると表明した。選挙では与野党が接戦を展開しており、与党側の票を積み増す狙いがある。

 ネタニヤフ氏は、「選挙で明確な信任が得られれば、すぐに(併合を)行う」と述べた。対象は西岸地区の約3割に当たるヨルダン渓谷と死海の北部地域で、ロイター通信によると6万5千人のパレスチナ人のほか、ユダヤ人入植地に1万1千人のユダヤ人が住んでいる。

 西岸は、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領した。パレスチナの独立国家建設を目指す自治政府高官は「危険な侵略だ」と強く批判。また、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」案を支持する国際社会の反発も予想される。

 イスラエルでは4月の総選挙でネタニヤフ氏が率いる右派・宗教勢力が勝利したが、政権樹立の連立交渉に失敗した。今回も中道・左派勢力と互角の戦いが行われており、どちらも過半数に達しない可能性が指摘されている。

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