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中国、仲裁裁判所判断「無視」ならガス開発権益譲渡 比にゆさぶり

8月29日、北京の釣魚台迎賓館で会談する中国の習近平国家主席(右端)とフィリピンのドゥテルテ大統領(左端)=共同
8月29日、北京の釣魚台迎賓館で会談する中国の習近平国家主席(右端)とフィリピンのドゥテルテ大統領(左端)=共同

 【シンガポール=森浩】フィリピンのドゥテルテ大統領は12日までに、中国の習近平国家主席から、フィリピンが南シナ海での中国の主張を退けた仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判断を無視すれば、中国がガス田共同開発の権益の60%を譲渡するとの提案を受けたことを明らかにした。ロイター通信が報じた。

 中国が実利をちらつかせて比側に揺さぶりを掛けた格好だ。ドゥテルテ氏はどう応じたかは明らかにしなかった。

 提案は8月末のドゥテルテ氏の訪中時に行われた。習氏は会談の席上、仲裁裁判所の判断を「脇に置く」ことができるなら、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)にあるリード堆(中国名・礼楽灘)周辺でのガス田開発の権益を譲渡すると伝えたという。

 両首脳は会談で、南シナ海で共同での資源開発を推進するため、政府間組織を作ることで合意していた。

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