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ラーブ英外相、解放したイランタンカーのシリアへの原油輸送を非難 駐英イラン大使に抗議

ロンドンのダウニング街を歩く英国のラーブ外相(左)=10日(ロイター)
ロンドンのダウニング街を歩く英国のラーブ外相(左)=10日(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英国のラーブ外相は10日、英領ジブラルタル自治政府に拿捕(だほ)されたイランのタンカーが解放後、シリアに原油を輸送したと指摘し、シリアに向かわないとの解放の条件に違反したとして非難した。ラーブ氏は、駐英イラン大使を10日に呼び出して抗議したことも明らかにした。

 自治政府は7月4日、欧州連合(EU)の制裁に反してシリアに原油を輸送しようとしたとして、タンカーを拿捕。その後、イランから、シリアに渡航させないという確約を得たとしてタンカーを解放した。

 ラーブ氏は10日に発表した声明で、同タンカーの原油が「約束を破り、シリアの残忍なアサド政権に移送されたのは明らかだ」との見方を示した。その上で「アサド政権への原油販売は、地域を混乱に陥れようとするイラン政府の行動の一環だ」と批判した。ロイター通信は同日、英国が今月中に国連でこの問題を取り上げる方針と報じた。

 英メディアによると、タンカーは解放後、ギリシャやトルコなどへ針路を次々に変更し、9月に入り、シリア沖で消息を絶っていた。

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