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トランプ氏、ボルトン補佐官を解任

ホワイトハウスの執務室でトランプ米大統領(左)の話を聞くボルトン大統領補佐官=8月20日、ワシントン(ゲッティ=共同)
ホワイトハウスの執務室でトランプ米大統領(左)の話を聞くボルトン大統領補佐官=8月20日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は10日、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を同日付で解任したとツイッターで発表した。ただ、ボルトン氏は「自らの意思で辞任した」と述べており、真相は不明。ボルトン氏はイランや北朝鮮、アフガニスタン問題などででトランプ氏と意見が対立していたことで知られ、ボルトン氏の退場で今後、トランプ氏が自身の外交方針を一層強力に打ち出していくことが予想される。

 トランプ氏は「ボルトン氏には、もはや働いてもらう必要はないと昨晩伝えた。私も他の政権関係者も彼の提案の多くに強く反対してきた」と指摘し、ボルトン氏の多大な貢献に「感謝する」とした。

 後任の補佐官は「来週任命する」としている。後任候補には、国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表やフック・イラン担当特別代表らの名前があがっている。

 一方、ボルトン氏はトランプ氏による「解任」発表の直後、ツイッターで「私が昨夜辞任を申し出たところ、『明日話そう』と言われた」と説明。ボルトン氏周辺が米メディアに語ったところでは、ボルトン氏は一晩考えて辞表を提出することを決めたとし、トランプ氏の説明は虚偽であると主張した。

 米メディアによるとボルトン氏は、トランプ氏がアフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンを大統領山荘キャップデービッドに招くことに強く反対していたほか、アフガン和平合意案にも否定的だったとされ、これが退場劇の直接のきっかけになった可能性がある。

 ボルトン氏は、前任のマクマスター氏の更迭を受けて昨年4月に就任し、北朝鮮やイランの核問題、ベネズエラ問題などで強硬路線を提唱してきた。

 トランプ政権下で国家安全保障問題担当の大統領補佐官が交代するのは、ボルトン氏で3人目。

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