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アフガン和平協議は「死んだ」とトランプ氏 米軍撤収は引き続き検討

ホワイトハウスの執務室で発言するトランプ米大統領=4日、ワシントン(ロイター)
ホワイトハウスの執務室で発言するトランプ米大統領=4日、ワシントン(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスで記者団に対し、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンとの和平協議について「私は、死んだとみなしている」と述べ、協議を再開しない意向を明らかにした。昨年10月から9回実施されたタリバンとの交渉は、いったん白紙に戻ることが確定的となった。

 トランプ氏は、8日にワシントン郊外の大統領山荘「キャンプデービッド」で予定したタリバン指導部とアフガンのガニ大統領との秘密会談に関し、「私が発案し、私自身が中止を決めた」とし、ポンペオ国務長官やボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らに説得されて中止したとの米報道を否定した。

 米国でテロ組織とみなされているタリバンを大統領山荘に招待したことに批判が出ている問題では、「過去にもいわゆる『悪い連中』が山荘に招かれている」と反論し、「ホワイトハウスに招くのは行き過ぎなので、山荘なら適切だと思った」と説明した。

 大統領山荘には2000年にパレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長が中東和平をめぐりイスラエルのバラク首相とともに招かれており、トランプ氏の発言はこうした事例が念頭にあるとみられる。

 トランプ氏はアフガン駐留米軍の撤収について「引き続き検討している。(現地の治安維持には)アフガン政府が責任を持つべきだ」と語り、「適切な時期に撤収する」と強調した。

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