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文大統領「原則守る」 疑惑の側近を法相に任命強行

 2日、ソウルで記者会見する韓国法相候補のチョ・グク氏(聯合=共同)
 2日、ソウルで記者会見する韓国法相候補のチョ・グク氏(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、法相に指名していたチョ・グク前民情首席秘書官(54)を正式に任命した。チョ氏をめぐっては娘の大学不正入学疑惑などが浮上し、大学教授である妻が私文書偽造の罪で6日に在宅起訴されたばかり。反対世論を押し切った事実上の任命強行で、波紋を広げている。

 チョ氏は法相への適性を審査する6日の国会の人事聴聞会で自身の疑惑への関与を全面否定したが、その後も「説明は不十分」との批判が続いている。

 任命に際し文氏は、チョ氏への疑惑提起が多かったことを認めつつも「原則と一貫性を守ることが、より重要だと思った」と強調。さらに、「聴聞会を終え条件を全て備えた状態で、本人の明白な違法行為が確認されずに疑惑だけで任命しなければ、悪い先例になる」と判断の理由を説明した。

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