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FBI前長官のメモ扱いは内規違反 米司法省

米司法省の監察官が29日、公表した報告書の一部(AP)
米司法省の監察官が29日、公表した報告書の一部(AP)

 【ワシントン=住井亨介】米司法省の監察官は29日、ロシアによる米大統領選干渉疑惑を捜査していた連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が、トランプ大統領との面会のやりとりを記録したメモを組織外部の人物と共有したことがFBIの内規に違反するとした報告書を公表した。ただ、同省は訴追を見送るとしている。

 報告書によると、コミー氏は2017年1~4月、トランプ氏と面会や電話でやりとりした内容について7枚のメモを作成。FBIの承認なく4枚のコピーを自宅金庫に保管したうえ自身の弁護士に渡したほか、記者に伝わるように1枚の内容を友人に提供した。弁護士に渡したメモには機密情報が含まれていた。

 報告書は「コミー氏と同氏の弁護士が機密情報をメディアに流した証拠は見つからなかった」としたが、「コミー氏はFBI職員にとって危険な前例をつくった」と批判した。

 コミー氏はツイッターに自身の正当性が認められたとして「私を中傷した人たちに公の謝罪を求めないが、『嘘をついて申し訳ない』の一言があってもいいではないか」と投稿した。

 これに対してトランプ氏は「おそらく米国史においてコミー氏ほど軽蔑され、非難されるべき人物はいない」と非難した。トランプ氏は17年5月、民主党のクリントン元国務長官による私用メールをめぐる捜査の不手際を理由にコミー氏を解任した。

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