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トランプ政権、日米韓連携の支障に懸念 GSOMIA破棄

21日、米ホワイトハウスで記者団と話すトランプ大統領(AP)
21日、米ホワイトハウスで記者団と話すトランプ大統領(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決めたことについて、北朝鮮の核・弾道ミサイルの脅威や中国、ロシアへの対応をにらんだ日米韓の軍事的連携に重大な支障が生じる恐れがあるとして懸念を強めるのは確実だ。

 米国防総省のイーストバーン報道官は22日、韓国のGSOMIA破棄決定に関し「日韓が速やかに対立を乗り越えることを促す」とする声明を発表した。

 声明は「情報の共有は(日米韓が)共通の防衛政策と戦略を策定するのに必須だ」と指摘し、「米国と日韓が団結と友情をもって一緒に取り組めば一層強力になり、北東アジアもより安全になる」と訴えた。

 トランプ大統領も今月9日、ホワイトハウスで記者団に対し、「韓国と日本は米国の同盟国なのだから仲良くしなくてはならない。でないと米国を困難な立場に置くことになる」と述べ、関係修復を強く促していた。

 米政権は、北朝鮮の後ろ盾である中国や、東アジアでの影響力拡大を図るロシアが日米韓の安全保障連携での亀裂を深める策動を進めているとの見方から、GSOMIA破棄は中露の術中にはまる行為だとして韓国に自制を求めてきた。

 ナッパー国務次官補代理(韓国・日本担当)も7日、政策研究機関ヘリテージ財団での講演で、米国が事態の「創造的解決」に向けた日韓の対話をお膳立てする意向を表明したが、韓国は米国の呼びかけを無視した形で、米韓関係の悪化につながる可能性もある。

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