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香港の大行進不許可 18日にデモ計画 中国武警は制圧訓練

16日、香港との境界に近い中国・深せんの競技場に集結する武装警察の車両(AP)
16日、香港との境界に近い中国・深せんの競技場に集結する武装警察の車両(AP)

 【香港=西見由章】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をめぐり、民主派団体が18日に計画している大規模なデモ行進を警察が許可せず、現地で反発が広がっている。無許可のまま大勢の参加者が行進すれば警察との衝突にもつながりかねず、再び緊張が高まりそうだ。

 香港メディアによると、民主派団体「民間人権陣線」は、18日午後にビクトリア公園からセントラル(中環)までを約30万人が行進する計画を申請。警察は、過去のデモ行進後に一部で衝突が起きたとし、公園での集会のみ許可した。

 主催者側は「公園だけでは10万人しか収容できず逆に危険だ」と反発し、不服を申し立てた。地元関係者は「参加者は100万人を超える可能性もあったが、違法デモの取り締まりを恐れて住民の多くが様子見となっている」と指摘する。

 中国は威嚇を強めている。香港に接する中国・深●(=土へんに川)のスポーツ競技場には中国の武装警察(武警)隊員ら数千人と装甲車など100台以上の車両が集結。ロイター通信によると、香港のデモ隊が身につけているような黒シャツの集団を制圧する訓練が行われた。

 香港政府は15日、中間層の家庭や中小企業などを対象に手当て支給や減税を行う総額191億香港ドル(約2580億円)規模の景気対策を発表した。条例改正案をめぐる反発を和らげたい意図は明らかで「人心は買えない」(民主派議員)などと批判も出た。

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