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【環球異見】北ミサイル連射 韓国紙「米韓の放任が許した北の横暴」 ワシントン・ポスト「崩壊した近隣への脅威縮小論」

 東亜日報の7日付社説は、北朝鮮が5月以降、いずれも新型の、短距離弾道ミサイルを指す「戦術誘導兵器」や「大口径操縦放射砲(多連装ロケット砲)」の試射と称する挑発を6回も重ねたことから、兵器開発のための試験発射を「事実上、仕上げた」との見方を示した。にもかかわらず、トランプ米大統領は「短距離は問題ない」と意に介さず、文政権は「注視する」とだけコメントして口を閉ざしている。社説は「弾道ミサイルであれ、新型ロケット砲であれ、ひとまず短距離なら、新兵器の開発・生産を容認するお墨付きを与えたことにほかならない。北朝鮮の狙いもこれだった」と読み解く。

 北朝鮮は談話で、米韓が「防御的」とする演習に対抗し、「われわれも防衛に必須の威力ある手段を開発、実験、配備せざるを得ない」と強調。米韓をなめてかかったような主張で、社説は「北朝鮮は韓米両国を手なずけることに成功した」と論じた。

 今後の非核化交渉も思い通りに運ぼうとし、いざとなれば、テーブルを蹴るのも辞さないと言わんばかりの態度がにじむ。北朝鮮をこうまで増長させたのは、北朝鮮指導者との歴史的会談や南北融和に前のめりになった米韓両首脳を置いてほかにいない。

 社説は「南北協力を通じた平和、それを通したもう一つの勝利というおまけを夢見る理想主義の裏には、こうした思いもよらない欺瞞(ぎまん)的な現実がある」と警鐘を鳴らしている。(ソウル 桜井紀雄)

 □米国 ワシントン・ポスト

 ■崩壊した近隣への脅威縮小論

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、北朝鮮が先月来3回目のミサイルなどの発射を強行した直後の2日、「試験発射は北朝鮮に実利をもたらす」と題した解説記事を掲載した。

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