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【忘れられた同胞・フィリピン残留2世(中)】 「子供だけは見逃してくれ」地元ゲリラに懇願、殺された父 記憶以外に証拠なく

 日本国籍を取得するには、父の戸籍に登録する「就籍」の手続きを日本の家庭裁判所に申し立て、認められる必要がある。

 NPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)」によると、就籍には「父が日本人であること」「父と母が結婚していたこと」「2世が父の子であること」を証明しなくてはならず、両親の結婚証明書や2世の出生証明書などの公的書類が有力な手がかりになる。

 こうした書類は通常、フィリピン国内の役所や公文書館、教会に残されているが、戦争で焼失しているケースが少なくない。2世は日本人の子だという出自を隠して暮らした人も多く、貧困生活を余儀なくされ、紛失したり捨ててしまったりした例もある。

 結婚がイスラム教や地元部族の慣習で行われていると、記録自体が残っていないといい、2世や関係者の記憶をたどって証言を集める必要がある。

 ホセフィナさんの父親の身元が判明したのは、ホセフィナさんが教会で受けた洗礼証明書がきっかけだった。一方、フリオさんの場合、父の名前が「オオシタ・マツイチ」で出身が長崎だという記憶以外に証拠は残されていない。

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