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政権発足直後に早くも不信任の動き ジョンソン英首相 総選挙実施も

 現在、英下院(650議席)で保守党は北アイルランドの民主統一党(DUP)の閣外協力を得て、320議席を維持。野党勢力(319議席)との差はわずか1議席だ。不信任決議案の可決には、議長団などを除いた実質過半数の320票が必要となる。

 コービン氏が狙うのは、不信任決議案の可決でジョンソン内閣を総辞職に追い込むことだ。しかし、政権交代を狙うコービン氏らが首相に就くために必要な下院の過半数を得る保証はない。また、ジョンソン氏は下院解散の時期を遅らせることで、離脱期限の10月末以降の総選挙実施をもくろんでいるとされる。混乱の中、自動的に合意なき離脱を実現する方策だ。

 総選挙を意識してか、ジョンソン氏は首相就任後、国内向けの政策を相次いで発表している。7月末には合意なき離脱に備えた医薬品の確保などのため、21億ポンド(約2700億円)の追加予算を表明。5日には、英国内の病院の病床数の拡大や病棟の増築を行うため、18億ポンド(約2310億円)を拠出すると明らかにした。野党議員の一人は「ジョンソン氏は国内向けの政策を充実させて国民の支持を急いで集めようとしている。総選挙に備えている証拠だ」と指摘する。

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