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【国際情勢分析】「G20は成功」多極世界を目指すプーチン氏の世界観

 ロシアの言う多極世界とは、いくつかの大国が勢力圏を分け合い、世界の主要問題について決定するイメージだ。ソ連のような超大国は無理だとしても、ロシアは世界の「極」の一つとなることを目指す。

 G20サミットで、プーチン氏は12カ国の首脳と会談を行い、孤立感の払拭を印象づけた。日米の「自由で開かれたインド太平洋戦略」の向こうを張り、中露印などによる新興5カ国のBRICS首脳会議を行った。NATO加盟国のトルコには、ロシア製の新鋭防空システム「S400」導入を改めて確約させた。

 ロシアがイランや北朝鮮、シリア、ベネズエラといった「問題国家」の政権と手を組んでいるのも「多極世界」の発想からである。ロシアはこれらの国への影響力をテコにして米国に主張し、国際舞台での存在感を高める思惑だ。G20ではトランプ米大統領との約1年ぶりの会談も実現した。

 新興国の台頭と世界の多極化が実際に進んだ今、民主主義の価値観を軸にしたG7の意義が改めて問われよう。

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