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離反進めば国際安保環境に影響 トルコ

 【カイロ=佐藤貴生】米欧がトルコによるロシア製防空システム「S400」導入に厳しい目を向けるのは、同国もその一員である北大西洋条約機構(NATO)が描く国際安全保障戦略に大きな影響を及ぼしかねないからだ。トルコの離反が進めば、第二次大戦後、旧ソ連の軍事的脅威を念頭に結成された軍事同盟であるNATOの土台を蝕みかねない。

 トルコのNATO加盟は1952年。東西冷戦が激しさを増す中で南下政策を志向するソ連を封じ込める米欧諸国の狙いが背景にあった。ソ連崩壊で冷戦は終結したが、後継国ロシアのプーチン政権は米欧との関係が冷え込む中、トルコを切り崩す手を打ってきた。

 2015年に起きたトルコ軍によるロシア戦闘機撃墜事件の後、プーチン氏は1年とたたぬうちにトルコとの関係を修復。ロシアは18年、トルコ南部アックユで同国初の原発建設に着手したほか、両国を結ぶ天然ガスパイプラインの黒海海底部への敷設も完了した。

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