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北朝鮮、制裁影響で輸出86%減 党機関紙「水と空気があれば良い」

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の2018年の貿易額(韓国との交易除く)は約28億4千万ドル(約3050億円)で前年に比べ48・8%減少し、2年連続のマイナスとなった。韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が19日に発表した報告書で明らかにした。特に輸出額は86・3%減の約2億4千万ドルにとどまった。

 KOTRAは、石炭や鉄鉱石、水産物など北朝鮮の主力輸出品の禁輸を決めた17年の国連安全保障理事会の制裁が強い影響を及ぼしたと分析している。

 輸入額は31・2%減の約26億ドル。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は約23億6千万ドルの赤字で、前年から17・5%ふくらんだ。

 中国との貿易額は27億2千万ドルと48・2%減少。輸出の激減で対中貿易赤字は20%近く増え、貿易全体に占める中国の割合は過去最高の95・8%に拡大した。2番目のロシアの比重は1・2%に過ぎず、過度な中国依存が鮮明になった。

 北朝鮮は国民に「自力更生」で制裁に打ち勝つよう連日鼓舞している。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は社説で「水と空気さえあれば、世界にないものもつくり出す」革命気風を誇示するよう訴えた。

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