台湾・総統選、中国との距離感が争点 蔡氏VS親中候補
一方、二大政党の対立を嫌う中間層目当ての柯氏は、党派色の強い韓氏が国民党候補となったことで出馬の余地が広まった。16日には「米中対立の情勢下で、個人や政党の利益を追求するのは大嫌いだ」と強調。蔡氏を「親米」、韓氏を「親中」とする質問に、自らは「米日中と平和的につきあえる」と訴えた。柯氏も今月、姉妹都市の上海で劉氏と会談しており、「中国が容認する候補」との見方が定着している。
ただ、無所属での出馬には有権者の1・5%に相当する約28万人の署名が必要で、署名集めは9月中旬に届け出る必要がある。支援組織を持たない柯氏が出馬に踏み切るか、動向に注目が集まっている。