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トランプ氏、民主党の若手急進左派議員を一喝 「まずは自分の出身国を建て直せ」「米国が嫌なら出て行け」

15日、記者団に民主党の急進左派議員について問われ、一喝するトランプ米大統領(ロイター)
15日、記者団に民主党の急進左派議員について問われ、一喝するトランプ米大統領(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は14日、「国境を開放して不法移民を全員受け入れろ」などと過激な主張を展開する民主党の新人女性下院議員らに対し、ツイッターで「世界最悪の腐敗した国から来た『進歩的』な連中が、米国民に政府をどう運営すべきを説いている。まずは自分の国に帰って、祖国を立て直してから物を言え」と非難した。

 トランプ氏が標的にしているのは、2018年の下院選で当選したプエルトリコ系のアレクサンドリア・オカシオコルテス▽元ソマリア難民のイルハン・オマル▽黒人のアヤンナ・プレスリー▽親がパレスチナ移民のラシダ・トレイブ-の4議員。4人とも米国籍を持ち、オマル氏を除く3人は米国生まれでもある。

 4人のうちオカシオコルテス氏は不法移民の取り締まりに当たる移民・税関捜査局(ICE)の廃止を主張。オマル氏やトレイブ氏はイスラエル非難の発言が「反ユダヤ主義的だ」と批判されていた。

 4人はまた、トランプ氏の弾劾を主張する急先鋒で、弾劾に慎重なペロシ下院議長ら民主党執行部との亀裂が深刻化していた。

 ただ、ペロシ氏は「トランプ氏は排外主義的な言辞で国の分裂させている」と非難し、4人を擁護。発言は結果として民主党陣営を結束させたものの、トランプ氏はツイッターで「民主党は、問題議員の周囲に集まって何をするのか見物だ」とからかった。

 トランプ氏は、今回の発言を「人種差別的だ」と反発する民主党陣営に「反米左翼」のレッテルを貼り、来年の大統領選を有利に展開させようという思惑があるとみられる。

 トランプ氏は15日、記者団に「この国が嫌いなら出て行け」と重ねて訴え、発言を撤回しなかった。

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