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【めぐみさんへの手紙】拉致解決 カギは子供たち 立川市立立川第七中教諭・佐藤佐知典さん 59歳

真剣な表情で拉致問題に関するディスカッションを行う3年生の生徒ら(桐山弘太撮影)
真剣な表情で拉致問題に関するディスカッションを行う3年生の生徒ら(桐山弘太撮影)
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 若い世代に拉致問題の残酷さを伝え続ける中学教師がいる。東京都立川市立立川第七中学校の佐藤佐知典(さちのり)さん(59)。これまで同校に拉致被害者、横田めぐみさん(54)=拉致当時(13)=の両親らをたびたび招き、家族の絆を教えてきた。佐藤さんの授業に密着すると、問題解決の道筋や命の意味を真剣に話し合う生徒らの姿があった。生徒らが思いをつづった手紙も紹介する。

 ■救出の悲願 授業で訴え続け

 「帰国した横田めぐみさんと一緒に、(両親の)滋さんと早紀江さんが笑顔で生徒に会いに来てくれる」。佐藤さんは悲願を語る。拉致被害者全員の救出を心に誓い長年、教育現場で啓発に取り組んできた。来年、定年を迎える。

 昭和52年11月15日、新潟市でめぐみさんが拉致された際、自宅は横田家のすぐそばにあった。父と滋さん(86)は日本銀行の同僚で、妹はめぐみさんの同級生。当時、拉致など思いもよらなかったが、20年後の平成9年、めぐみさんが北朝鮮に連れ去られていたことが明らかになった。

 同年、拉致被害者の家族会が結成され、支援者も加わって救出運動が本格化すると、教師になっていた佐藤さんも仕事の合間をぬって、全国各地の署名活動に参加した。「地獄の日々を送っためぐみさんと、家族の苦しみに気づけなかった」ことが無念でならなかった。解決のために何ができるのか、自問を続けた。

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