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米大統領選 民主党の4~6月期の献金額、左派ウォーレン氏が健闘 トランプ氏は1億ドル超え

 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選への出馬を表明した有力候補が4~6月期に集めた献金の額が出そろってきた。民主党で健闘が目立ったのは左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)=東部マサチューセッツ州選出=で、1~3月期の献金額の約3倍にあたる1910万ドル(約20億8千万円)となり、民主党候補の中で3位につけた。

 ウォーレン氏は、大企業や大口献金者から献金を受け取らないことを売り物にしており、4~6月期は約38万4千人から1口当たり平均28ドルを集めた。

 これに対し、同じ左派のバーニー・サンダース上院議員(77)=東部バーモント州選出=への献金額は1800万ドルにとどまった。ウォーレン氏は先月26、27日に南部フロリダ州で行われた1回目の民主党候補者討論会で巧みな弁舌を展開し、選挙専門家らに注目されたことや、サンダース氏よりは年齢が若く活動的なことなどが左派系の同党支持者を引きつけたとみられる。

 一方、この期間に献金額が最も多かったのは、同性愛者を公表している中西部インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏(37)で、2480万ドルを集めた。

 同氏は世論調査の全国支持率が1ケタ台にとどまるものの、全国に先駆けて党指名候補を決めるための党員集会が行われる中西部アイオワ州などでは健闘しており、潜在的な支持層の厚さをうかがわせる。

 支持率トップのバイデン前副大統領(76)は2150万ドル。バイデン氏は4月25日に出馬表明したことを勘案すれば、堅調に資金を集めているといえる。

 先の民主党討論会でバイデン氏を「人種差別主義者の上院議員と協力した」などと追及し、一気に支持率を上げたカマラ・ハリス上院議員(54)=西部カリフォルニア州選出=は1200万ドルにとどまった。

 ただ、ハリス氏は討論会後の24時間で200万ドルの献金を集めたとされ、7月以降の献金額が伸びてくる可能性もある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値(9日現在)によると、各候補の支持率はバイデン氏が27・3%、続いてハリス氏15%、サンダース氏14・9%、ウォーレン氏13・9%、ブティジェッジ氏5・3%などの順となっている。

 対する共和党のトランプ大統領は、同じ時期に1億500万ドルという巨額の献金を獲得。先月18日に再選出馬を正式に表明後の24時間だけで2480万ドルを集めるなど、民主党陣営を圧倒している。

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