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トランプ氏の発言は「失礼」 ハント英外相が駐米大使の問題で反論

ジェレミー・ハント英外相(AP)
ジェレミー・ハント英外相(AP)

 【ロンドン=板東和正】トランプ米大統領を批判した英国の駐米大使のメールなどが流出した問題で、ハント英外相は9日、ツイッターで、メイ首相を非難したトランプ氏に「失礼で誤っている」と反論した。流出をめぐって英外務省などは当初、「政府の見解ではない」と火消しを図っていたが、ハント氏の発言で問題が尾を引く可能性も出てきた。

 トランプ氏は同日、ダロック駐米英国大使について「非常に愚かな男だ」とツイッターに書き込んだ。英国が進める欧州連合(EU)離脱とメイ氏に関し「どのように物事を進めるべきかを伝えたが、彼女は別の方法を選んだ。とてつもない混乱を生み出した」などと非難した。

 ハント氏は、ツイッターで、トランプ氏の一連の発言に関し「メイ氏や英国に対し失礼で誤っている」とかみついた。また、この日夜に出演したメイ氏の辞任に伴う与党・保守党の党首選のテレビ討論会でも「駐米大使を選任するのは英国だ」とした上で「自身が首相になればダロック氏を留任させる」と言明した。ハント氏は党首選の決選投票の候補者として、対抗馬のジョンソン前外相と争っている。

 問題となっているのは、英日曜紙メール・オン・サンデー(電子版)が6日に報じた、ダロック氏がトランプ氏について「無能」などと非難するメールや文書を本国に送っていた内容だ。報道の直後、英外務省や首相報道官は「英政府の見解ではない」と主張し火消しに追われていた。

 一方、ジョンソン氏は討論会で「米国と親交を深めることはとても重要だ」と強調。首相に就任した場合のダロック氏の進退については言及を避けた。

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