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トランプ氏「無能」メール 英政府、火消しに躍起 対米関係悪化に懸念

トランプ大統領(UPI=共同)
トランプ大統領(UPI=共同)

 【ロンドン=板東和正】トランプ米大統領を批判した英国の駐米大使のメールなどが流出した事態を受け、英政府や外務省が「政府の見解ではない」と火消しに躍起となっている。英国の欧州連合(EU)からの離脱期限が10月末に迫る中、米国との自由貿易協定(FTA)締結を視野に入れる英政府は、米国との関係をこじらせたくないと考えている。

 問題となったのは、英日曜紙メール・オン・サンデー(電子版)による6日の報道だ。ダロック駐米英国大使がトランプ氏について、「無能」などと非難するメールや文書を本国に送っていたと伝えた。

 大使は、トランプ政権の外交が「(今後)不器用で無能でなくなったりするとは思えない」と批判。米国の対イラン政策を「支離滅裂」とし、「まとまった形になる見込みはおそらくない」と予測したという。

 2016年1月に着任したダロック駐米大使は、外交官として42年のキャリアを持つ。ハント英外相は7日、英BBCの取材に、率直な意見を本国に伝える大使の役割を尊重した上で「報道された内容はダロック氏の私見で英政府の見解ではない」と強調した。英首相報道官も8日、「首相は(ダロック氏の見方に)同意しておらず、トランプ氏と良好な関係を維持している」と強調した。

 英政府はダロック氏のメールなどが流出した経緯について調査を開始。漏洩に対する処罰を求める声も議会などから出ている。

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