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トランプ氏、金氏と対面しても「親密」アピールのみか

2度目の首脳会談に臨み、核をめぐる協議が不調に終わったトランプ米大統領(右)と金正恩・北朝鮮労働党委員長=2019年2月28日、ハノイ(ロイター)
2度目の首脳会談に臨み、核をめぐる協議が不調に終わったトランプ米大統領(右)と金正恩・北朝鮮労働党委員長=2019年2月28日、ハノイ(ロイター)

 トランプ米大統領は29日、訪問先の韓国で30日に見込まれている北朝鮮との間の非武装地帯(DMZ)視察の際、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会う意向があることをツイッターで明らかにした。大阪での29日の記者会見でも「会うかもしれない。どうなるか見てみよう」と述べた。対面が実現すれば、2月末にベトナム・ハノイでの会談が物別れに終わって以来、3回目。

 トランプ氏は29日夜にソウルに移って韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と夕食会を開催。30日に米韓首脳会談を開く。

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は29日、トランプ氏の呼び掛けを「非常に興味深い」とする談話を発表。米側から公式の提案は受けていないとしながら、実現するなら「両首脳間の親交を一層深め、両国関係の進展で意味ある契機になる」と評価した。

 トランプ氏は、南北軍事境界線での金氏との対面が実現した場合、北朝鮮側に越境することも「問題ない」とする一方、金氏が現れなくても「理解できる」と述べた。ただ、対面が実現しても肝心の非核化問題で実務協議さえ行われておらず、両首脳が「親密な関係」をアピールするだけに終わる可能性が高い。

 トランプ氏は29日、ツイッターに「もし金委員長が書き込みを見ていたら、握手をして挨拶するためだけに会おうと思う(?)!」と投稿。記者団にも「今朝思いついた」とし、「会ったとしても2分程度になるだろう」と語った。(黒瀬悦成、ソウル 桜井紀雄)

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