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北メディア、「米帝」呼称で米国牽制「分別持て」 朝鮮戦争開戦69年

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

 【ソウル=桜井紀雄】朝鮮戦争開戦から69年となった25日、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は1面に社説を掲げて「われわれはいかなる戦争にも対処できる万端の準備を整えている」と強調、米国に向けて「米帝は今日のわが国の国力と情勢を見誤ってはならず、正しい思考方式で分別を持って行動すべきだ」と主張した。

 北朝鮮は昨年6月の米朝首脳会談以降、「米帝国主義」を指し、米国を非難する際の常套(じょうとう)句である「米帝」との呼称を避けてきた。2月の再会談の物別れは「米側のせいだ」と批判する中、節目の日にあえて「米帝」と呼んで米国を牽制(けんせい)するとともに、国内の引き締めを図った形だ。

 社説は「われわれの力は、原爆を持つ強敵に歩兵銃で立ち向かった1950年代のあの時とは比べようもなく強くなった」と指摘。強力な軍事力でのみ平和が保障されると防衛力増強を呼び掛ける一方、「経済建設大進軍に一層拍車を掛けていくべきだ」と、経済建設に総力を集中させる路線の継続を訴えた。

 核・ミサイル開発を強調する部分もなく、非難しつつも米国を過度に刺激するのは自制しているようだ。

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